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消化器疾患の早期診断・治療を目指して

当院では食道・胃・大腸など消化管や肝臓・膵臓・胆管・胆嚢などの診断・検査を行っております。

消化器疾患が疑われる症状としては、悪心、嘔吐、食欲不振、心窩部(上腹部)痛、腹痛、下痢、下血、血便、便秘などは消化管の疾患に多くみられます。
悪心、嘔吐、食欲不振、全身倦怠感、右季肋部(右側の肋骨の下あたり)痛や食後の背部痛は肝・胆道系疾患に多くみられます。
共通の症状としては、体重減少や発熱などもみられます。
しかし、慢性肝炎や各種の初期がんは無症状です。
胃がんはがん健診により減少傾向にありますが、日本人にはまだまだ多く、ピロリ菌(ヘリコバクターピロリ)が発がんや胃潰瘍、十二指腸潰瘍に関与しているとされ、日本人はピロリ菌への感染率が高いようです。
また、大腸がんや肝臓がんはまだ増加傾向にあるようです。
そういった意味では症状のある方はもちろんのこと、無症状の方でも定期的な検査をされたほうが安心です。

 

経鼻内視鏡について

今まで口からの内視鏡検査を受けて、つらかった、苦しかったという経験から、またそのようなイメージから胃カメラを敬遠されてきた方も多いと思います。
口からの胃カメラは舌の付け根にカメラが触れてしまうため嘔吐反射(オエッとなること)が起こることが多かったのですが、これに対し鼻からの胃カメラでは、カメラが舌の付け根に直接触れないため、軽い喉の違和感だけで検査を受けることができます。

患者様と話しながら検査を進めていくことができ、じっくりと観察できるというメリットにもなります。
苦痛が少ないため、麻酔で眠った状態で検査をする必要もないので、麻酔による事故や副作用の心配もありません(本当は、口からでも鼻からでも細心の注意を払い、患者様にもっとも苦痛の少ないように検査をするのが医師の技量ではあります)。


主な特徴

 

吐き気が少ない

口から内視鏡を入れる場合は、のどの近くに内視鏡を持っていったときに吐き気(咽頭反射といいます)がおこりますが、鼻から入れる場合は舌の根元に触れないため、あまり吐き気を起こすことがありません。

 

検査中にお話することが可能です。

口から内視鏡を入れると検査をしている時にお話ができません。その点、 鼻からの内視鏡は医師からの問いかけにも答えることができます。

 

体への負荷が少ない

口からの内視鏡と鼻からの内視鏡の検査との違いを調べたところ、鼻からの内視鏡検査の方が体に与える負担が少ない事がわかりました。

 

日常生活に戻れる時間が早い

口から入れる内視鏡検査は通常は1~2時間くらい食事をとることが出来ませんが、鼻からの内視鏡の場合は鼻腔への局部麻酔を行います。鼻腔への麻酔は覚めるのが早く、約30分~60分位で水を飲んだりする事が可能となります。原則麻酔の注射を行いません。