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生活習慣の改善は糖尿病を予防する

生活習慣の改善は糖尿病を予防する
「生活習慣改善」「血糖降下剤」のどちらが糖尿病予防に有効かを調べた「糖尿病予防プログラム」が米国より発表されました。
糖尿病予備群3242人を次の3つグループに無作為に分け1996年より平均3年間弱経過観察しています。

  1. 生活習慣改善指導群:低カロリー・低脂肪の食事と週150分以上の運動で、少なくとも7%の減量とそれを維持することを目標にする。
  2. 血糖降下剤投与群:メトホルミン投与。
  3. プラセボ群:何もしない。


 
プラセボ群が糖尿病になった確率を1とします。メトホルミン群では0.69、生活習慣改善群では0.42でした。すなわち、血糖降下剤(メトホルミン)の予防効果は31%、生活習慣改善指導群の糖尿病予防効果は58%ということになります。
 薬を服用することより、ダイエットや運動などの生活習慣を改善することの方が糖尿病予防効果が優れていることが示された訳です(図3-2)。

生活習慣改善10.gif


 生活習慣の改善が薬を服用することより優れた糖尿病予防効果があることが示されたので、この効果をさらに確かなものにするため、次の研究が追加されました。
 前回の研究で血糖降下剤投与(メトホルミン投与)群とプラセボ(何もしない)群にも「生活習慣改善群」と同じ食事・運動指導が追加されました。もちろん、生活習慣改善群はその指導を続行しています。
 その結果、前回で血糖降下剤投与群とプラセボ群にも生活習慣改善の効果が表れ、生活習慣改善群と同じように糖尿病予防効果が表れています(図3-3)。

生活習慣改善の追加.gif



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