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禁煙により寿命は延長する(英国)

1)英国の男性医師の禁煙率の上昇

 英国では1920年頃より肺がんで死亡する人が急増していました。しかし、その原因は不明のままでした。一方、1950年頃の英国の喫煙率は男性80%、女性でも40%と非常に高い状態でした。しかし、現代では常識である「肺がんの原因はたばこ」と言う事実は、その当時は明らかにされていませんでした。

 

 その様な状況で、英国医師ドールとヒルは1950年タバコと肺がんの因果関係を初めて科学的に立証し医学誌に発表しています。そして、1951年より50年間にわたり、35才以上の英国男性医師(約3万4千人)の喫煙状況やその他の生活習慣と生死の関係の追跡調査を開始しました。その成果は節目毎に論文として発表され、英国の医学界および行政機関に「喫煙と肺がん」の因果関係をはじめとした「たばこの害」が認識される様になりました。その結果、英国の医師の多くは禁煙する様になっています。

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2)喫煙の害

 2004年に報告された英国男性医師の50年間におよぶ追跡調査結果です。喫煙者の死亡リスクは75歳位までは非喫煙者の約2であり、たばこを吸い続けると平均寿命は10年短くなることが示されています。(英国医学誌Doll, Peto 2004)

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3
)禁煙による寿命の延長

 さらに、この調査では禁煙により寿命が延びることも示されています。34歳までに禁煙すると非喫煙者とほぼ同じ生存曲線となり、10年長生きできます。44歳までに禁煙すると9年、54歳まででは6年、64歳まででは3年長生きできることが示されました。すなわち、早く禁煙するほど寿命は延長すること。また、たとえ禁煙開始の年齢が遅くても、それなりの効果があることが証明されました。

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世界の禁煙ポスター

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