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受動喫煙と家族のがん

 自分自身はたばこを吸わない女性について、夫の家での喫煙状態別に肺がんの発生率を検討した前向き研究です。

 平成2年から13年間、たばこを吸わない女性約2万8千人を対象に、受動喫煙と肺がん発症率の関係を調査しています。

 夫の家での喫煙により、肺がん全体では1.3倍発生率が高くなりました。しかし、統計的には有意なものではありませんでした(図1)。しかし、肺腺がんに限ると発生率は2倍高くなっていました(図2)。肺がん女性の約70%が非喫煙者で、その80%が腺がんでした。また、夫の喫煙本数別に検討すると喫煙本数が多いほど、妻の肺腺がんの発生率は上昇していました(図3)。

 肺がんのうち、扁平上皮がんと小細胞がんは太い気管支に発生し、本人の喫煙との関連が強いことが知られています。一方、腺がんと大細胞がんは肺の奥に発生し、本人の喫煙との関連はあるものの強くはなく、他の要因の究明が求められていました。今回の研究では、非喫煙者に多い肺腺がんと、家庭での受動喫煙との関連が明らかになりました(厚生労働省の研究班 多目的コホート研究)。

夫の喫煙と妻の肺がん、A.png
夫の喫煙と妻の肺腺がんB.png
夫の喫煙と妻の肺腺がんC、喫煙本数別.png

世界の禁煙ポスター

禁煙ぽすたー、致命的な肺の病気を引き起こす.png
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